日本語講座のテキストがモノクロ(白黒)になります

2012年1月19日

2009年4月に品川のUDジャパンで始めた「手話で行う日本語の文章力向上講座」は、今年2012年1月からテンダー日本語教室が引き継ぎ、「手話で行う日本語講座」として新しいスタートを切りました。

講師鈴木隆子が個人で立ち上げた日本語教室のため、まだまだ基盤が完全ではありません。UDジャパンでは、社内に印刷機があったため、テキストのカラー印刷が可能でした。しかし、これからは印刷を外部に発注しなければなりません。
1月7日の第1回「主題と主語の違い 『は』と『が』」のときだけは、特別価格でカラー印刷をしてもらえましたが、今後はテキスト1冊あたり1,000円以上かかるとのことでした。

講座の参加費がお一人3,000円なので、テキストに1,000円以上かかり、さらに経費もかかるとすると、この講座を続けていかれなくなってしまいます。
でもこの講座は、聞こえない方々が日本語の文章に自信を持ち、社会の中でご自分の力を十分に発揮することを目的としており、絶対に続けていかなければなりません。

参加費を値上げせずに講座を続けるために、テキストのカラー印刷をあきらめ、モノクロ(白黒)印刷にすることにいたしました。
今までのカラー印刷に慣れている方々には、物足りなく感じるかもしれませんが、どうぞご理解くださいますようお願いいたします。教室が安定して、再びカラー印刷のテキストが作れるよう、頑張っていきたいと思います。